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ボフォース 40mm機関砲(ボフォース40ミリきかんほう、Bofors 40mm/L60)は、1930年代初頭にスウェーデンのボフォース社が開発した対空機関砲。 == 概要 == 第二次世界大戦時における最も有名な対空兵器のうちの1つ。戦間期に盛んに各国に輸出され、イギリス、アメリカ、ポーランド、ハンガリー、ソ連、大日本帝国などではライセンス生産も行われ、連合国側、枢軸国側両方で使われた。 特にアメリカ海軍の艦艇に搭載された対空兵器の中で最も多くの航空機を撃墜したと言われている。艦載に加え、地上設置型も広く使用された。一部には航空機に搭載されたものもある。 日本軍も太平洋戦争序盤、マレー作戦によりマレー半島を占領した大日本帝国陸軍がイギリス軍から鹵獲し、コピーして使用することを試みた。1945年に五式四十粍高射機関砲として完成したが製造に手間取り、陸軍では終戦間際に国産として2門、大日本帝国海軍では35門を製造したにとどまったとされている〔藤木平八郎「ボフォース40ミリ機銃物語」『世界の艦船』375号、P92-97、1987年〕〔佐山二郎『日本陸軍の火砲 機関砲 要塞砲 続』光人社(光人社NF文庫)、2012年、137頁〕〔梅野和夫「日本海軍の海防艇について」『世界の艦船』320号、P104-105、1983年〕。 戦後も主に西側諸国で使用され、70口径に長砲身化され、新しい管制システムを付加した戦後型も作られた。フランス、カナダ、オーストラリア、ノルウェーでは、現在も一部で使用され続けている。また、アメリカ、イギリスにおいても最近まで防空用として使用されていた。 また、対空兵器としてでなく、アメリカ空軍ではAC-130 ガンシップの地上攻撃用火砲として、スウェーデン陸軍ではStrf 9040歩兵戦闘車の主砲として現在も運用されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボフォース 40mm機関砲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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